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【自己紹介】 Selam! イスタンブールより愛をこめて

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はじめまして!
手を出しては長続きしなかったブログに、性懲りもなくまた手を出す移りげなこの私は、トルコ イスタンブールの(自称)急成長中ITスタートアップで働く日本人、ケバブと申します。
しょうもない海外生活・就職・語学・国際恋愛について徒然なるままに、毒を吐いたり、蜜を吐いたり、唾を吐いたりします。
どうぞお見知りおきを。

これを逃したらお話する機会も聞いてもらえる機会もないと思いますので、ここらですこし自己紹介をさせてください。

私とトルコの出会い

大学時代、私は書庫の奥底で読めもしないトルコ語の本を借りては、コピーし、解読するという数奇な生活を送っていました。
私はオスマントルコの黒人宦官についての研究に没頭していたからです。
宦官とはリトルボーイを失ったビッグボーイたちです。
(今でも我ながらよい卒論だったと思う)
昼間は書庫、放課後はフットサル、という振り幅の大きい学生生活でした。
フットサルの後輩なんかには、「なんか最近ケバブさんの陰キャラドッペルゲンガーが図書館に出没してるらしですよ」とか言われちゃってね。
それ、私。
完全に私だわ。
てか悪口だよね。それ。

しかし、最初から恋焦がれていたわけではありません。
むしろ、「トルコアイス伸びるね」くらいの印象しかありませんでした。
昔コンビニで売っていたよね、くらいの親しみ。

転機は大学2年生の冬、忘れもしません。
友人に誘われるがままについていったトルコ周遊ツアー。
よくある学生のグループツアーです。
とくに真新しいプランでもなく、イスタンブールから南へ、東へ、アンカラから西へ走ってイスタンブールに戻ってくる、This is ベタ。
ただ、イスタンブールの空港から一歩外にでたとき、天気は雨で最悪でしたが、
「なんだこの国!!!!」と稲妻イレブン。(サッカーネタ続くよ)
はじめての土地に行けば、それなりにどこでも感動もしますが、いまだにあの時の衝撃を言葉で表すすべを私は身に着けていません。
アンカラに向かうバスの中で、大学に入ったこと、今ここにこれたこと、トルコの夕日を見ていること、すべてが一本の糸でつながっていたような、不思議な感覚になりました。
そして訳もわからず、夕日を見ながらバスの中で号泣。
ただただ気持ちが悪いです。友達になりたくない。

その日から私の夢は、「絶対に将来この国に戻ってきて、この国で暮らす」ことになったのでした。

念願のトルコ!いえいえインドです

大学卒業後、幸運なことに私のトルコ愛だけを勝って、「トルコ担当」として雇ってくださるこれまた奇特な会社に巡り合いました。
ESにトルコ国旗のTシャツを着て、仁王立ちしている写真を貼ったら、それが面白いというだけで受かりました。

しかし、ふたを開けると担当は「インド」。
完全にケバブの口になっていたのですが、カレーを食べないといけなくなりました。
しかもESの写真のせいで、身長が2mあるとか、一発ギャグがすごい面白いとか、あられもないイメージが先行していましてね。
初めてあんなに大勢の初対面の人間が幻滅していく様をみたよ。

何度かトルコの仕事もできそうになるのですが、ことごとく「哀しい事故」でおじゃんになります。
本当にこの期間の神様のディフェンスがすごくてですね。
トルコ側のゴールの守りが厚い厚い。
時にはロシアの爆撃機撃墜したりもしちゃってね。さすがの私も「やりすぎ」、つって。
もうライン下げすぎて、私がドリブルで切り込むスペースすらない。
ディフェンスラインが30人31脚みたいになってましたから。

この時期私も自暴自棄になって、部長と殴り合いの喧嘩をして解雇されそうになったりもしたんだけどね。次の日謝った。まじ卍。

これを機に「これは今トルコいくなってお告げだな」と頑張ってポジティブに捉え、その結果ポジティブが過ぎて「もうインドで働いてみるか」と、会社をやめムンバイに転職しました。

同居人の巨大ゴキブリ(家族)と、彼氏の食いしん坊熊男、愉快な同僚たちと楽しく暮らしていました(8割楽しい、2割は…また話します)。
Happy Diwali!中、機嫌の悪い熊男にワインをぶっかけられたり、にこにこしながら自分のグラスワインをぶっかけ返した日もありました。
私の渾身のビンタを食らわせた結果、熊男に首根っこをつかまれ、その辺の車のボンネットに叩きつけられたこともありました。
これがめちゃくちゃ汚い車でね。
私の背中がウェーブみたいに埃を吸い取って、あ、この車紺色だったんだね、つってた。

「これいつか死ぬね」と思いながらも、毎日チャパティーを焼くインド妻も悪くないと感じ始めていたころ、ひょんなことからオファーを受けます。
あんなに恋焦がれていたイスタンブールからです。
テイラースイフトの You belong with me のMVすら流れました。
イスタンブールが向こうの窓から「I LOVE YOU」って紙を掲げてきたんです。

飛んだイスタンブール!と登場人物

そして今、ついに私は憧れのイスタンブールで働いています。
急成長中ITスタートアップ(CEO曰く)、トルコのライブドアみたいな会社です。
行く末もそのまんまライブドアなんじゃないかな、と思う日が週6くらいあります。
そこで日本マーケットのデジタルマーケティング担当をしています。

世の中には、彼氏の鼻毛見ただけで愛が冷めてしまう方もいらっしゃいますが、トルコは鼻毛どころではないです。
毎日恥部を露出しながら全力疾走してきます。
でも私は、やめる時も健やかなるときも、鼻毛も鼻くそも、胸毛も恥部もすべて愛すと誓いました。
「クソが!!」と思うことも週5くらいではあるのですが、喧嘩のあとの夜の方が燃えるといいますから。

ただ、こうやって暮らしているだけでいつもの5倍速くらいで頭がぐるぐる回ったり、しょうもないことにも気が付いたり、自分がいま生きているということをもっとリアルに感じられます。

もうこれ以降は、衰退をたどっていくしかない私の脳みそ、生きた証を少しでも残すために、私はこのブログに日々の出来事をつづろうと思います。

そう、ここまでが前置きです。
前座で客が帰るレベル。

このブログに登場するであろう人物の紹介をして、おいとまします。

ケバブ
私です。横浜出身。ヨギーニぶってるけど、3年くらいヨガマットひいてない。ネパール人に間違われがち。
ジョブズ
彼氏。イスタンブール出身。第一印象は「この人Appleの創業メンバーにいそう」。F.R.I.E.N.D.S.好きすぎ。


陰で先輩とシリコンバレーボーイといじり倒していた人と今は付き合っているので、やはり人生は面白いなと思います。
まだ一緒になって1年ですが、彼の寛容さと懐の深さ、時折にじみ出る頭脳明晰っぽくみせる力を尊敬しています。(褒めるの苦手)
そして何より、ボンネットに私を叩きつけないところが最高です。

おあとがよろしいようで。

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